Vbeam2

Vbeam2

Vbeam2とは?

Vbeam2とは?

Vbeam2は、パルス色素レーザー(PDL)と呼ばれる血管病変治療に特化したレーザー機器です。595nmの波長を持ち、血管内のヘモグロビン(赤い色素)に選択的に吸収されることで、正常な皮膚を傷つけることなく拡張した血管を収縮させます。

神戸市・東灘区・御影駅にある御影こども形成外科では、保険診療で使用できる機器の中でも特に優れた性能を持つVbeam2を導入しています。患者さんに負担の少ない治療を提供するため、機器選定にこだわりました。赤あざ治療において確実な効果が期待でき、お子さんから大人まで幅広い年齢層に安全に使用できる信頼性の高い機器です。

Vbeam2の特徴

大口径による効率的な治療

Vbeam2は大きな照射径を持つことが特徴です。これにより、広範囲のあざも効率的に治療でき、治療時間の短縮につながります。お子さんにとっては処置時間が短いほど負担が軽減されるため、大きなメリットとなります。

高性能冷却システムDCD

高性能な皮膚冷却装置(DCD:ダイナミッククーリングデバイス)が搭載されており、レーザー照射前後に皮膚を瞬間的に冷却します。これにより痛みを大幅に軽減し、熱による皮膚へのダメージを防ぎます。安全に高い治療効果を得ることができ、副作用のリスクも最小限に抑えられます。

優れた波長特性と出力調整

595nmの波長は血管への選択性が極めて高く、メラニンへの吸収が少ないため、日本人の肌でも安全に治療できます。パルス幅を0.45~40ミリ秒まで細かく調整でき、血管の太さや深さに応じた最適な設定が可能です。また、最大出力が向上したことで、従来は反応しにくかった深い血管腫にも効果を発揮します。

県内でも限られた導入施設

まだ導入施設が少ない機器であるため、この機器による治療を受けられる施設は限られています。当クリニックでは、この性能を活かした治療をご提供しています。院長の豊富な経験と組み合わせることで、それぞれのあざに最適な照射設定を行い、高い治療効果を実現しています。

治療対象となるあざ

Vbeam2は主に赤あざの治療に使用されます。乳児血管腫(いちご状血管腫)、毛細血管奇形(単純性血管腫)などが主な治療対象です。

また、赤ら顔や毛細血管拡張症の治療にも効果的です。年齢とともに顔の毛細血管が拡張し、ほてりや赤みが気になる方にも適応があります。これらの疾患は保険診療の対象となるため、費用面でも安心して治療を受けていただけます。

その他、サモンパッチやウンナ母斑など、様々な血管性病変の治療に対応可能です。

  • 乳児血管腫(いちご状血管腫)
  • 毛細血管奇形(単純性血管腫・ポートワイン母斑)
  • 単純性血管腫(サモンパッチ)
  • 単純性血管腫(ウンナ母斑)
  • 毛細血管拡張症
  • 血管拡張性肉芽腫
  • など

治療の内容

痛みへの配慮

照射時は輪ゴムで弾かれるような感覚がありますが、高性能な冷却装置により痛みは大幅に軽減されています。必要に応じて表面麻酔も使用し、お子さんでも安心して治療を受けられる体制を整えています。

治療スケジュールと効果

治療は通常3~5回程度、3ヶ月間隔で行います。初回は弱めの出力から開始し、反応を見ながら徐々に出力を上げていきます。多くの赤あざで70~80%程度の改善が期待できます。

当日治療も可能

初診時にご希望があれば、その日のうちに照射を開始することも可能です。お子さんの体調や機嫌を見ながら柔軟に対応いたします。

他の治療方法との違い

Vbeam2は侵襲が少ないことが特徴です。効率的かつ安全な治療が可能で、お子さんへの負担を最小限に抑えることができます。

大きなあざでも外来での治療が可能な場合が多く、全身麻酔を避けられることもあります。照射回数も効率的に行えるため、通院の負担も軽減されます。

当クリニックでは、この機器の性能を最大限に活用し、お子さんに苦痛を与えない治療を心がけています。一人ひとりの症状に合わせた丁寧な治療をご提供いたします。