ナノスターRとは?

Qスイッチルビーレーザーは、694nmの波長を持つレーザーで、メラニン色素に選択的に吸収される特性があります。ナノスターRは、このQスイッチルビーレーザーの中でも高性能な機器として知られています。皮膚の深部にあるメラニン色素を効果的に破壊し、青あざや茶あざの治療に優れた効果を発揮します。
神戸市・東灘区・御影駅にある御影こども形成外科では、お子さんの繊細な肌にも安全に使用できる機器として、ナノスターRを選択しました。複数の機能を搭載しており、一人ひとりの症状に合わせたきめ細かな治療が可能です。
形成外科専門医が豊富な経験を活かし、適切な設定で治療を行います。保険診療での治療が可能な疾患も多く、費用面でも安心して治療を受けていただけます。
ナノスターRの特徴
スクエア照射による均一な治療
ナノスターRは大きな照射径を持ち、スクエア(正方形)に照射できることが特徴です。円形照射と異なり、隙間なく均一に治療できるため、ムラのない美しい仕上がりが期待できます。照射面全体に一律の出力がかかるため、治療効果が均一になります。
フラクショナル機能による安全性
フラクショナル機能も搭載されており、細かく分割した照射が可能です。これにより、お子さんの肌にも優しく、弱めの出力でも効果的な治療ができます。また、連射機能により広範囲のあざも短時間で処置でき、お子さんの負担を軽減します。
694nmの最適な波長
694nmの波長は、メラニン色素への吸収率が高く、青あざや茶あざの原因となる深部の色素を効果的に破壊します。同時に、血管への吸収が少ないため、出血のリスクが低く安全です。Qスイッチ技術により、ナノ秒という極めて短い時間でレーザーを照射し、周囲の正常組織への熱損傷を防ぎます。
トップハット型ビームプロファイル
エネルギー分布が均一なトップハット型ビームを採用し、照射面全体で一定の治療効果を実現します。従来のガウシアン型と比べ、中心部と周辺部の効果の差がなく、重ね打ちの必要性を減らします。これらの機能により、安全性と治療効果の両立を実現しています。お子さんから大人まで、幅広い年齢層に対応可能な機器です。
治療対象となるあざ
ナノスターRは主に青あざの治療に使用されます。太田母斑、異所性蒙古斑、蒙古斑などが主な治療対象です。
茶あざの治療にも効果的で、扁平母斑の治療にも使用されます。これらの疾患は保険診療の対象となるため、経済的な負担を抑えながら治療を受けることができます。
青あざは特に治療効果が高く、太田母斑や蒙古斑ではきれいに改善することが期待できます。茶あざは再発しやすい性質がありますが、適切な治療により改善を目指します。
青あざ
- 太田母斑・遅発性太田母斑
- 異所性蒙古斑
- 蒙古斑
- 青色母斑
など
茶あざ・その他
- 扁平母斑(カフェオレ斑)
- 外傷性刺青(砂・アスファルト等の異物除去)
など
治療の内容
痛みの軽減
照射時はパチンと弾かれるような感覚がありますが、必要に応じて表面麻酔を使用し、痛みを軽減します。保冷剤での冷却も併用し、お子さんが安心して治療を受けられるよう配慮しています。
治療回数と間隔
治療は通常3~5回程度、3ヶ月間隔で行います。あざの種類により異なりますが、異所性蒙古斑では1~3回、太田母斑では3~5回程度が目安です。初回は弱めの出力から開始し、反応を見ながら適切な設定に調整していきます。
柔軟な治療対応
初診時にご希望があれば、その日のうちに治療を開始することも可能です。お子さんの機嫌や体調を見ながら、柔軟に対応いたします。
お子さんへの配慮
フラクショナル機能により、お子さんの繊細な肌にも優しい治療が可能です。弱めの出力でも効果的な治療ができるため、痛みや副作用のリスクを最小限に抑えることができます。
連射機能により処置時間を短縮できるため、じっとしているのが苦手なお子さんでも負担が少なくなります。広範囲のあざでも効率的に治療でき、お子さんが疲れる前に処置を完了できます。
親御さんも一緒に処置室に入っていただけるため、お子さんも安心して治療を受けられます。手を握ったり、励ましの言葉をかけていただいたりすることで、治療への不安を和らげることができます。