消えないあざ

消えないあざ

消えないあざとは?

消えないあざとは?

あざには、時間とともに薄くなるものと、治療しなければ消えないものがあります。

打撲などによる一時的な内出血は、数週間で自然に消えていきます。しかし、皮膚の色素細胞や血管の構造的な異常によるあざは、自然に消えることはほとんどありません。これらは「母斑」と呼ばれ、適切な治療が必要です。

消えないあざは、成長とともに大きくなることもあります。早めに専門医の診断を受けて、治療の必要性や時期を判断することが大切です。

なぜあざが消えないのか?

消えないあざの原因は、皮膚の構造そのものに変化が生じているためです。メラニン色素を作る細胞が異常に増えたり、血管の形成に異常があったりすることで、その部分の色が変わって見えます。

これらの変化は、体の自然治癒力では元に戻すことができません。皮膚の深い部分まで及んでいる場合が多く、表面的な治療では改善が難しいのが特徴です。

ただし、現在の医療技術では、レーザーや手術によって多くのあざを改善することが可能です。あざの種類や深さに応じて、適切な治療方法を選択することが重要です。

自然に消えるあざと消えないあざ

自然に消える可能性があるあざには、蒙古斑やいちご状血管腫、サモンパッチなどがあります。これらは成長とともに薄くなったり、完全に消えたりすることが多いです。

一方、単純性血管腫、太田母斑、扁平母斑、色素性母斑などは、治療なしには消えません。また、異所性蒙古斑も手足など末端にあるものは消えにくい傾向があります。

見分けが難しい場合も多いため、専門医による診断が必要です。経過観察で様子を見るか、早期に治療を開始するか、適切な判断をすることが大切です。

消えない赤あざ

赤あざの中でも、血管奇形によるものは自然に消えることがありません。生まれた時から存在し、成長しても大きさが変わらないか、体の成長に比例して大きくなります。

主な消えない赤あざ

 
※乳児血管腫(いちご状血管腫)は自然に消退しますが、大きいものは皮膚のたるみや瘢痕が残る場合があります

消えない青あざ・茶あざ・黒あざ

メラニン色素による青あざ、茶あざ、黒あざの多くは、自然に消えることがありません。特に顔や手足にあるものは、成人になっても残ることがほとんどです。

主な消えないあざ

消えないあざの治療について

消えないあざの多くは、レーザー治療で改善が期待できます。神戸市・東灘区・御影駅にある御影こども形成外科では、複数のレーザー機器を使い分けて治療を行います。

早期の治療開始には多くのメリットがあります。特に3歳までは皮膚が薄く、レーザーが届きやすいため、治療効果が高い傾向にあります。また、お子さんの記憶に残りにくく、心理的な負担も軽減できます。

多くのあざ治療は保険診療の対象となります。まずは診察を受けて、お子さんのあざがどのような種類なのか、治療が必要かどうかを確認することから始めましょう。