形成外科とは?

形成外科は、体の表面に生じた変形や傷跡、あざなどを治療する診療科です。皮膚科が主に薬で治療するのに対して、形成外科は手術やレーザーなどの外科的な方法で治療を行います。
整形外科と混同されることがありますが、整形外科が骨や関節、筋肉など運動器を扱うのに対して、形成外科は皮膚や皮下組織など体表面を専門としています。顔のケガや傷跡、生まれつきのあざ、皮膚のできものなど、目に見える部分の治療を専門としています。
単に見た目を改善するだけでなく、機能的な回復も重視します。傷跡のひきつれで動きが制限される場合や、まぶたが下がって視界が狭くなる場合など、QOL(生活の質)を向上させることを目的としています。
小児形成外科について
小児形成外科では、お子さんの成長を考慮しながら治療計画を立てます。大人と違い、お子さんの体は成長とともに変化するため、将来を見据えた治療が必要です。
神戸市・東灘区・御影駅にある御影こども形成外科は、「子供の形成外科」を掲げる全国でも数少ない専門クリニックです。こども病院や総合病院での豊富な経験を持つ院長が、一人ひとりのお子さんに合わせた治療を提供します。
あざ治療は3歳までの開始が理想
子供の形成外科治療のうち、特にあざ治療は、3歳までの開始が理想です。皮膚が薄くレーザーが届きやすいため治療効果が高く、治療範囲も小さくお子さんへの負担も軽減できます。また、治療の記憶が残りにくいというメリットもあります。
処置室には親御さんも一緒に入っていただけるため、お子さんも安心して治療を受けられます。院内はカフェのような温かい雰囲気で、キッズスペースや外の芝生など、お子さんが楽しく過ごせる環境を整えています。
こんな時はご相談ください
- 生まれつきの赤いあざ・青いあざ・茶色いあざが気になる
- 成長とともにあざが大きくなってきた、色が濃くなってきた
- ケガの傷跡が目立つ、ケロイドになってしまった
- やけどの跡が残って心配
- ほくろが大きくなってきた、数が増えてきた
- 副耳・耳瘻孔など耳の形の異常がある
など
形成外科で診る主な症状・疾患
あざ(母斑)
赤あざ、青あざ、茶あざなど、様々な種類のあざを診療しています。種類によって治療方法や開始時期が異なるため、早めの相談をおすすめします。
ケガ・やけど
顔や手足のケガ、やけどの初期治療から、傷跡の修正まで対応します。形成外科的な縫合技術により、傷跡を目立ちにくくすることが可能です。
皮膚のできもの
ほくろやイボ、粉瘤(アテローム)などの皮膚腫瘍を、レーザーや手術で除去します。場所や大きさに応じて適切な方法を選択します。
その他の症状・疾患
ケロイド、巻き爪、わきがなど、体表面の様々なお悩みに対応しています。まずはご相談ください。
あざの専門診療
当クリニックでは、あざ治療に特に力を入れています。保険診療を基本とし、必要に応じて自費診療も組み合わせた治療を提供しています。診断から治療計画の立案、実際の治療、そして長期的な経過観察まで、一貫した診療体制を整えています。
初診時にはダーマトスコープやエコー検査により、あざの性質を正確に把握し、一人ひとりに最適な治療方法を選択します。
子供のあざ治療
生後3ヶ月から治療が可能です。早期治療により、より良い結果が期待できる場合が多くあります。お子さんの成長や心理面に配慮した治療を行います。
当クリニックでは、初診時に診断が確定すればその日から治療を開始できます。総合病院のように何度も通院する必要がなく、お子さんや親御さんの負担を軽減します。スタッフは兵庫県立こども病院の元看護師や元保育士など、子供の扱いに慣れた人材で構成。年齢や性格に合わせた声かけで、お子さんの不安を和らげます。
治療後は写真で記録を残し、改善の経過を親御さんと共有しながら、お子さんの健やかな成長をサポートします。
大人のあざ治療
子供の頃に治療しなかったあざや、大人になってから現れたあざにも対応します。仕事や日常生活への影響を考慮した治療計画を立てます。
遅発性太田母斑のように成人後に現れるあざや、長年しみだと思っていたものが実はあざだったというケースも少なくありません。診断名が確定すれば、年齢に関係なく保険診療での治療が可能です。社会生活への影響を最小限にするため、ダウンタイムの少ない治療方法を選択し、遮光やメイクアップ指導も含めた総合的なケアを提供します。
お子さんの付き添いで来院された親御さんが、ご自身の治療も始められるケースも増えています。
あざのレーザー治療について

Vbeam2やナノスターR(Qスイッチルビーレーザー)など、複数のレーザー機器を使い分けて治療します。痛みや副作用を最小限に抑えながら、効果的な治療を行います。
赤あざにはVbeam2、青あざにはナノスターR、さらに複合的な治療が必要な場合はGentleMax Pro PlusやXeo SA(ライムライト)も活用します。これらの機器は照射径が大きく、強化された冷却装置により、従来の機器と比べて大幅に痛みを軽減できます。
また、連射機能により治療時間も短縮され、お子さんの負担を減らせます。治療前の十分な説明と、治療後の適切なアフターケア指導により、安心して治療を受けていただける環境を整えています。
お子さんのムダ毛のお悩みも
お子さんの体毛について悩まれている親御さんからのご相談も承っています。成長期のお子さんにとって、ムダ毛の悩みは心理的な負担となることがあります。
当クリニックでは、お子さんの肌質や年齢に配慮した医療脱毛(キッズ脱毛)を行っています。形成外科専門医が、安全性を最優先に考えた施術をご提案いたします。