体の青あざとは?

体の青あざは、腕や手、足、背中など、顔以外の部分にできる青い色のあざです。皮膚の深い部分にメラニン色素を作る細胞が残っていることで、青く見えます。
日本人を含む東洋人の赤ちゃんのほぼ100%にお尻の青あざ(蒙古斑)が見られますが、同じような青あざが体の他の部分にできることもあります。これらは偶然の変化によるもので、親御さんの生活習慣などが原因ではありません。
体の青あざの多くは成長とともに薄くなりますが、場所や濃さによっては残ることもあります。特に手足の先端部分や、色の濃いものは消えにくい傾向があるため、専門医による診断が大切です。
体の青あざの特徴
体の青あざは、できる場所によって自然に消える可能性が異なります。体の中心に近い部分は比較的消えやすく、手足の末端にいくほど消えにくくなります。肘や膝から先の部分は、特に残りやすい傾向があります。
色の濃さも重要な要素です。薄い青あざは5~6歳頃までに自然に目立たなくなることが多いですが、濃いものや境界がはっきりしたものは、10歳を過ぎても残る可能性があります。大きさが10cm²を超えるものも消えにくいとされています。
成長に伴い皮膚が厚くなったり、体が大きくなって皮膚が引き伸ばされたりすることで、自然に目立たなくなる場合もあります。しかし、約4%は学童期以降も残るため、早めの相談が推奨されます。
代表的な体の青あざ
異所性蒙古斑

お尻や腰以外の場所にできる青あざです。腕、手の甲、足、肩など様々な部位に現れます。通常の蒙古斑より自然消退が遅く、色の濃いものや大きいものは残りやすい傾向があります。
蒙古斑

お尻や腰、背中の下部にできる青あざで、日本人の赤ちゃんのほぼ全員に見られます。多くは成長とともに自然に消えますが、色の濃いものは成人後も残ることがあります。
青色母斑

小さく盛り上がった濃い青色のあざです。体のどこにでもできる可能性があり、通常は1個だけ単独で発生します。自然に消えることはほとんどありません。
体の青あざの治療について
体の青あざの治療にはレーザーが用いられます。皮膚の深い部分にあるメラニン色素に反応し、徐々に青色を薄くしていきます。異所性蒙古斑は保険診療の対象となり、お子さんの医療費助成制度も利用できます。
治療開始は早いほど効果的です。生後3ヶ月から治療可能で、皮膚が薄い乳児期は低い出力でも効果が得られやすく、副作用のリスクも少なくなります。治療は3ヶ月間隔で行い、通常1~5回程度で改善が見込めます。
すべての青あざに治療が必要なわけではありません。露出部にあるもの、色の濃いもの、将来残る可能性が高いものは治療を検討します。一方、自然消退が期待できるものは経過観察とする場合もあります。
当クリニックの体の青あざ治療の特徴
神戸市・東灘区・御影駅にある御影こども形成外科では、ナノスターR(Qスイッチルビーレーザー)を使用した治療を行います。フラクショナル機能により弱めの照射も可能で、お子さんの繊細な肌にも安全に使用できます。連射機能により、広範囲の青あざも効率的に治療できます。
治療の必要性は、あざの場所、色の濃さ、大きさなどを総合的に評価して判断します。院長の豊富な経験に基づき、経過観察で良いものと早期治療が望ましいものを適切に見極めます。初診時にご希望があれば、その日のうちにレーザー照射も可能です。お子さんの処置では表面麻酔を使用し、親御さんも一緒に処置室に入っていただけます。手早く丁寧に処置を行い、お子さんの負担を最小限に抑えます。
体の青あざについて気になることがあれば、早めにご相談ください。専門医による診断で、お子さんに最適な対応をご提案いたします。