あざのレーザー治療

あざのレーザー治療

レーザー治療とは?

レーザー治療とは?

レーザー治療は、特定の波長の光を照射することで、あざの原因となる色素や血管を選択的に破壊する治療方法です。正常な皮膚へのダメージを最小限に抑えながら、あざを改善することができます。

手術と異なり、皮膚を切開する必要がないため、傷跡が残りにくいのが大きな利点です。また、治療時間も短く、日常生活への影響を最小限に抑えることができます。

神戸市・東灘区・御影駅にある御影こども形成外科では複数のレーザー機器を導入し、あざの種類や深さに応じて使い分けています。形成外科専門医が一人ひとりの症状に合わせた最適な設定で治療を行います。

治療対象となるあざ

保険診療の対象となるあざは、赤あざ(乳児血管腫、毛細血管拡張症、赤ら顔)、青あざ(太田母斑、異所性蒙古斑)、茶あざ(扁平母斑)などです。お子さんの場合は医療費助成制度も利用できます。

レーザーは、あざの色によって使用する機器が異なります。赤い色素には血管用レーザー、メラニン色素には色素用レーザーが効果的です。深さや濃さによっても、適切な波長と出力を選択する必要があります。

自然に消えないあざの多くは、レーザー治療により改善が期待できます。早期治療により、より良い結果が得られることが多いため、気になる場合は早めの相談をおすすめします。

各種あざの適応レーザー治療一覧

あざの種類 分類 Vbeam2 ナノスターR アキュパル GentleMax Pro Plus Xeo SA 保険適用
毛細血管奇形
(単純性血管腫)
赤あざ
単純性血管腫
(サモンパッチ)
赤あざ
単純性血管腫
(ウンナ母斑)
赤あざ
太田母斑・遅発性太田母斑 青あざ
異所性蒙古斑 青あざ
色素性母斑 黒あざ
表皮母斑 茶あざ ×
扁平母斑 茶あざ
蒙古斑 青あざ
青色母斑 青あざ

 
◎:第一選択(最も効果的)
○:適応あり(補助的使用)
△:症例により使用検討
-:通常使用しない

当クリニックのレーザー機器

Vbeam2

県内でも導入施設が限られている先進的な機器です。従来のVbeamと比べて照射時間が短縮され、お子さんがじっとしている時間を最小限に抑えられます。595nmの波長は血管への選択性が高く、正常な皮膚組織を保護しながら治療できます。パルス幅を細かく調整できるため、浅い血管から深い血管まで、あざの特性に応じた最適な設定が可能です。

ナノスターR (Qスイッチルビーレーザー)

694nmの波長はメラニン色素への吸収が高く、青あざ・茶あざに効果的です。フラクショナル機能により、従来は治療が困難だった薄いあざにも対応可能になりました。高速連射により広範囲のあざも短時間で治療でき、お子さんの負担を軽減します。エネルギー密度を均一に保つ技術により、色むらのない美しい仕上がりが期待できます。

アキュパルス

精密な出力調整により、削る深さを0.1mm単位でコントロールできます。止血効果があるため出血がほとんどなく、視野を確保しながら正確な治療が行えます。スーパーパルスモードにより熱損傷を最小限に抑え、術後の痛みや腫れを軽減します。小児の繊細な皮膚にも安全に使用でき、傷の治りが早いのが特徴です。

GentleMax Pro Plus

アレキサンドライトレーザーとYAGレーザーの2波長を搭載し、様々な深さの病変に対応できます。大口径24mmスポットにより、従来の半分以下の時間で治療が完了します。独自の皮膚冷却システム(DCD)により、表皮を保護しながら深部まで効果的にエネルギーを届けられます。扁平母斑内の毛包を破壊することで、再発リスクを低減する効果も期待できます。

Xeo SA(ライムライト)

520~1100nmの幅広い波長をカバーし、メラニンとヘモグロビンの両方に作用します。日本人の肌質に合わせて開発された設定があり、肌トラブルのリスクが低いのが特徴です。痛みが少なく、治療直後からメイクが可能なため、日常生活への影響を最小限に抑えられます。薄いあざの仕上げ治療として、より自然な色に近づける効果があります。

複合レーザー治療について

一つのレーザーだけでなく、複数の機器を組み合わせることで、より高い治療効果を得られる場合があります。例えば、扁平母斑では脱毛レーザーを活用することで再発を抑制できることがあります。

保険診療を基本としながら、必要に応じて自費診療の機器を組み合わせることで、より確実な改善を目指します。患者さんの希望や症状に応じて、最適な治療プランをご提案いたします。

治療の安全性と効果

形成外科専門医として、安全性を最優先に治療を行います。初診時にご希望があれば、その日のうちにレーザー照射を開始することも可能です。お子さんから大人まで、年齢や肌質に応じた適切な設定で治療します。

親御さんも一緒に処置室に入っていただけるため、お子さんも安心して治療を受けられます。豊富な症例経験に基づき、一人ひとりに最適な治療をご提供いたします。

治療を始める前に知っておきたいこと

レーザー治療を安全に受けていただくために、治療前後の注意事項や起こりうる副作用について事前にご確認ください。「あざ治療前後の注意点・副作用」のページで詳しく解説しています。また、初診から治療完了までの具体的な流れについては「あざ治療の流れ」のページをご覧ください。事前に情報を知っていただくことで、安心して治療に臨んでいただけます。