こどものあざ原因

こどものあざ原因

あざができる仕組み

あざができる仕組み

「なぜうちの子にあざができたの?」というのは、多くの親御さんが抱く疑問です。あざは、皮膚の中で起きる色素や血管の変化によって生じます。

皮膚は外側から表皮、真皮、皮下組織という層で構成されています。この中で、メラニン色素を作る細胞や血管に変化が起きると、その部分だけ色が変わって見えるのです。

あざの色は、原因となる物質とその存在する深さで決まります。表面に近いほど茶色や赤色に、深い部分にあるほど青色や黒色に見えます。これは光の性質によるもので、深い部分の色素は青く透けて見えるためです。

色によって異なる原因

赤あざは、血管の数が増えたり、太くなったりすることが原因です。血液中の赤い色素(ヘモグロビン)が透けて見えるため、赤く見えます。

青あざ、茶あざ、黒あざは、すべてメラニン色素が関係しています。メラニンを作る細胞が、通常とは異なる場所や量で存在することが原因です。深い場所にあれば青く、浅い場所にあれば茶色く見えます。

これらの変化がなぜ起きるのか、現在の医学でも完全には解明されていません。ただし、多くの場合は偶然の変化であり、何か特定の原因があるわけではないことが分かっています。

先天的な原因と後天的な原因

先天的なあざは、赤ちゃんがお腹の中にいる時に生じます。皮膚が作られる過程で、一部の細胞が通常とは異なる発達をすることが原因です。これは自然に起きる変化で、コントロールできるものではありません。

後天的なあざは、生まれた後に現れます。ホルモンの影響や成長に伴う変化で、思春期になってから出現することもあります。太田母斑・遅発性太田母斑のように、成長してから現れるあざもあります。

いずれの場合も、親御さんの生活習慣や行動が原因ではありません。妊娠中の食事や運動、ストレスなどとあざの発生に関連はないとされています。

遺伝とあざの関係

「家族に同じあざがあるから遺伝?」と心配される方もいます。しかし、ほとんどのあざは遺伝しません。偶然の変化によって生じるものがほとんどです。

ただし、メラニン色素の量は家族で似る傾向があります。そのため、家族内で似たような場所にあざができることはあります。これは体質的な要因であり、必ず遺伝するわけではありません。

まれに遺伝性の病気に伴うあざもありますが、その場合は他の症状も現れることが多いです。心配な場合は、専門医の診察を受けることをおすすめします。

あざは予防できる?

残念ながら、あざの発生を予防する方法はありません。妊娠中に気をつけることで防げるものでもなく、生まれてからの生活で予防できるものでもありません。

多くの親御さんが「私のせいかも」と自分を責めることがありますが、それは違います。あざは誰のせいでもない、自然に起きる変化です。

大切なのは、あざができた後の適切な対応です。早めに診断を受けて、必要があれば適切な時期に治療を開始することが、お子さんにとって最良の選択となります。

原因を知ることの大切さ

あざの原因を正しく理解することで、不要な心配から解放されます。また、あざの種類によって治療方法が異なるため、正確な診断を受けることが重要です。

神戸市・東灘区・御影駅にある御影こども形成外科では、専門的な知識と経験を持つ医師が、一つひとつのあざを丁寧に診察します。原因を特定し、最適な治療方針をご提案いたします。

お子さんのあざについて少しでも気になることがあれば、早めにご相談ください。早期の診断により、より良い治療結果が期待できる場合があります。